【スプラトゥーン2】『ラストスパート』ギアが大幅強化! 効果と強みを解説します

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アタマ専用ギアパワーの『ラストスパート』ギア。

ナワバリバトルでは採用率が高かったものの、ガチマッチでは恩恵を得づらく、同じアタマ専用ギアパワーの『カムバック』の方が強力なのもあって採用率は低めでした。

ver4.7.0でガチマッチでの効果が強化され、カムバックに匹敵する有用なギアに進化しました!

ラストスパートの効果と強み、相性の良いブキとギアを解説します!

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『ラストスパート』のギア効果

対戦終了の30カウント前からインク効率とインク回復速度がかなりアップします。

対戦終了の30秒前になると、インク効率アップ(メイン)、インク効率アップ(サブ)、インク回復力アップがサブギアパワー8個分アップします。(※復活時間短縮効果はありません。誤った攻略情報を記載しているサイトがあるので注意)

ガチマッチでは延長中も常に効果が継続します。更に、相手のカウントが30以下になった場合はその時点から常に効果が発揮されます。(※自軍のカウントは関係ありません)

ver4.7.0では、相手のカウントが50以下になってから発動し、カウントが進むにつれて少しずつ効果が大きくなり、30以下のときに効果が最大となるように強化されました。

今まではカウントが31以上の場合は効果が発揮されなかったところを、効果が弱いとはいえ31~50のときにも発揮されるようになったのは非常に大きいです。

カウント48の時点でサブギアパワー1個分の効果を発揮。ラストスパートギアひとつで三種類のギアパワーの効果が発揮されると考えると、ほぼメインギアパワー1個と同等の効果を得られます。

カウント40の時点でサブギアパワー4個分の効果を発揮。三種類の効果を合わせるとメインギアパワー3個分以上の効果になるので、カウント40でも十分すぎるほどの強さになりますね。

基本的にカウントが進むほど効果が比例して伸びていくので、最大値であるカウント30とのカウント差で、効果量を判断しましょう。

今まではカウント30までいかれたときはすでに状況が悪い場面が多く、今更インク効率が良くなったところで挽回できない状況が少なくありませんでした。故にガチマッチでの使用率は低かったのですが、今回の強化により実用性は大きく上がったと思います。

『ラストスパート』の強みと弱み

『ラストスパート』の強みはインク効率が上がることによる継戦能力の向上、および塗り合いが強くなること。

逆に弱みは「常に効果が発揮されるとは限らないこと」です。アップデートによりカウント50以下から発動できるようになったとはいえ、確実に効果が保証されているわけではありません。死にギアとなる恐れはあります。

その性質上、ナワバリバトルとの相性が抜群です。ナワバリバトルではラスト30秒に確実に効果を発揮することができ、インク効率が良くなることから最後の塗り勝負で優位に立ちやすいためです。

ガチマッチではノックアウトされた場合、ラスト30秒の効果は発揮できません。仮に発揮できても残り30秒間でインク効率を試合に活かすことができるか……という悩みもあります。

しかしカウントが進まれたときの効果を発動できれば、試合終了まで効果が永続するため、早めに効果を発揮できればかなり強力なギアへと変貌します。

ただし、ギアパワーの効果を最大限活かせたとしても、劣勢であることには変わりないので過信は禁物。

カウント30まで進まれてからの発動だと、時すでに遅しとなることが多かったですし、カウントが30まで進まずに負ける試合も珍しくはありませんでした。ですがカウント50からの発動なら発動できる機会は多くなると思います。

ラストスパートを採用する際は、相手のカウントを意識して、現在どれくらいのインク効率となっているかを考えて立ち回りましょう。インクを持てあましたりインクが枯渇するようだと、このギアを活かせているとは言えません。

『ラストスパート』と相性の良いブキ

ラストスパートと相性の良いブキは、インク効率が悪いブキ、塗りが強いブキになります。

ガチマッチで発動機会が増えましたから、インク効率の悪いブキでラストスパートを採用する価値が上がったと思います。ギア枠がかつかつだったブキは、インク系をラストスパートに絞ることでギア枠に余裕が生まれるでしょう。

ナワバリバトル、ガチエリアにおいては、相手と塗り勝負する場面があるため、塗りが強いブキでラストスパートを採用して塗れる時間を増やすのも有効です。

特に相性が良いと思うのは、プライムシューターベッチューと、デュアルスイーパーカスタム。

どちらもメインサブスペシャル全てが優秀なブキなのですが、メインサブの燃費が悪いことが弱点。また疑似確定のためにメイン性能アップを積みまくる場合は他のギアを積む余裕がほとんどなくなるため、ラストスパートひとつでインクを回しやすくできるのは大きいです。

逆に元々インク効率が良いブキでは恩恵を感じづらいですし、塗りが悪いブキで塗り合いしても塗り勝てないので、そういったブキとは相性が悪いと思います。

『ラストスパート』と相性の良いギア

ラストスパートは1.0枠しか取られないため、他にたくさんのギアを入れる余裕があります。

特に相性の良いギアというのもないので、ブキに合わせて自由にギアを組み込みましょう。

ラストスパートが発揮するとインク効率が大きく上がるため、ラストスパート以外にインク効率系のギアを入れるのはもったいないかもしれません。

ラストスパートが発動していないときに立ち回れないようでは、最初から採用する価値は薄いです。それなら素直にインク効率ギアを入れる方が、常時インク効率が良くなるので、ラストスパートより有効でしょう。

ラストスパートを入れるなら他にインク効率・インク回復ギアを入れないことで、ギア枠に余裕を作ることを意識した方が良いと思います。

まとめ

アップデートによりガチマッチでも使いやすくなった『ラストスパート』。早速ガチマッチでも見かけるようになってきましたね。

インク効率が良くなるだけであって、打開に繋がる効果でないことには注意。スペシャルを溜めての打開がしたければ、スペシャル増加の効果もある『カムバック』をおすすめします。

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