フク専用ギアパワーの『復活ペナルティアップ』。略して、復ペナ。
相手を倒したときに、スペシャル減少量と復活時間を増やしますが、自分がやられたときにもペナルティを与えられてしまう、リスキーなギアです。
上位勢の間でも意見が割れるほど評価の難しいギアで、軽い気持ちでは付けられないと思います。上手くいけば効果的ですが、下手をすると戦犯にもなりかねません。
今回は復ペナの効果と強み、相性の良いブキとギアを解説します!
『復活ペナルティアップ』のギア効果
自プレイヤーと倒した相手のスペシャル減少量と復活時間が増えます。
相手プレイヤーを倒したとき、スペシャル減少量を15%、復活時間を45フレーム(0.75秒)増加させます。
また、相手が付けていたスペシャル減少量ダウンギアの効果を30%、復活時間短縮ギアの効果を85%打ち消します。
自プレイヤーがやられたときには、スペシャル減少量が22.5%、復活時間が70フレーム(1.16秒)増加します。(ギアの打ち消し効果はなし)
基本的にペナルティの重さは自プレイヤーがやられたときの方が1.5倍ほど大きいため、相打ちでは損することとなり、キルレを割ることは許されない上級者向けのギアだと言えます。
キルレ1.5でようやく同等のペナルティとなりますが、それではギア枠を1.0無駄にしているとも言えるため、最低でもキルレ2.0以上はないと得しているとは言いがたいでしょう。
自分も相手も復ペナを積んでいた場合は、相手へのペナルティと自身のペナルティが重複し、スペシャル減少量が37.5%、復活時間が115フレーム(1.91秒)増えます。当然ギアの打ち消し効果も入るため要注意です。
『復活ペナルティアップ』の強み
復活ペナルティアップは高いキルレを維持して大量キルを取ることができれば、非常に強力な効果になります。
数字上では与えるペナルティが微々たるものに見えますが、相手のスペシャルを溜めさせにくくし、更に復活も遅くするということは、それだけ相手の打開を遅らせることに繋がり、カウントを進ませる上で大変有利です。
更にスペ減と復短の効果を打ち消す効果も優秀で、特に復短をガン積みしたプレイヤーには極めて有効なメタとなります。
打開の鍵となるキューバンボムピッチャー、ハイパープレッサー、ナイスダマなどの強力なスペシャルを持つ相手を落とすことができれば、そのままノックアウトまで進めることも難しくありません。
自分のペナルティの重さは、スペ減と復短を多く積むことである程度相殺することが可能です。
しかし、ここまで挙げた強みは、あくまで高いキルレを維持できればの話。
自身がハイプレなどを持っている場合は、肝心なときにデスして打開に間に合わないといったことが起こることもあります。特に復活時間に関してはギアで確実に相殺できるわけではないため、復活が遅いせいで間に合わなかった……なんてことが起こりがち。
そもそもキルレが1.5以下だと、自分で自分の首を絞めているだけで、逆効果にしかなりません。活躍してヒーローになるか活躍できずに戦犯になるか、勝てば官軍負ければ賊軍なギアです。
『復活ペナルティアップ』と相性の良いブキ
復活ペナルティアップと相性の良いブキは、デスが少なくキルを取れる後衛ブキ。チャージャー、スピナーなどにおすすめです。
前衛ブキはどうしてもデスが嵩むためあまりおすすめしませんが、スペシャルの弱いクアッドホッパーに付けるのは面白いかもしれません。デスするリスクが他ブキよりも低いためです。
ただし打開時にデスすることは戦犯級のミスにもなりかねません。
またいかに後衛ブキといえど、どんな試合でも安定して高いキルレを維持するというのは、上位勢でも難しいことです。このギアを採用するのであれば、覚悟を決める必要があるでしょう。
『復活ペナルティアップ』と相性の良いギア
後衛ブキであれば『スペシャル減少量ダウン』は必須で欲しいところ。特に強力なスペシャルを持っているのなら打開に間に合うように多めに付けておきましょう。
関連記事:【スプラトゥーン2】『スペシャル減少量ダウン』が強すぎ!? 0.1積むだけで効果絶大!
前衛ブキはそもそもデスが多いため、スペ減を付けないといけないようなスペシャルを持っているブキに復ペナを付けること自体避けた方が良いです。
代わりに前衛ブキなら『復活時間短縮』が必須。キルを取れた場合は効果を発揮しないとはいえ、連デスの重みが通常以上に重いため、復短でケアすることをおすすめします。
関連記事:【スプラトゥーン2】『復活時間短縮』ギアの効果と強さを解説! 相性の良いブキとギアを教えます
まとめ
復活ペナルティアップは、キルレを安定して高く維持できる上級者におすすめです!
ただしいくらキルレが高くても、やはり肝心な場面でデスしたときのリスクが高いため、扱いの難しいギアであることに変わりはないでしょう。採用はよく考えてからにした方が良いですね。