スプラプレイヤーなら必ず一度は遭遇したことがあるであろう、『煽りイカ』。
初心者プレイヤー、ライトプレイヤーだと、煽りイカの意味を知らない方もいると思います。いつも遊んでいる方なら嫌っちゅーほど見てきましたよね。
煽りイカとは、相手を倒したときにキルカメラで自分が映ることを悪用し、ZL連打でぴちぴち跳ねたり、ボムを構えて左右に揺れるなど、倒した相手を煽る行為の総称です。
レギュラーマッチ、ガチマッチを問わずに煽りイカするプレイヤーは一定数います。子供が多くプレイしているゲームなので、マナーのないプレイヤーが多いことは仕方のない面もあります。
しかし、煽りイカはブロックや通報の対象となるので絶対にやってはいけません。BANされてから後悔しても遅いので、何が問題なのか改めて見ていきましょう。
どうして煽りイカはダメなのか
スプラトゥーンには「ナイス」「カモン」のシグナルしかなく、チャット機能がありません。よって、直接味方や敵を罵倒するようなメッセージを送られるということはないです。
そこで煽りイカという行為が登場するわけですね。ゲーム上可能な動きを用いて相手を煽るというテクニックが誕生しました。
煽り行為を日常的に行っている人は感覚が麻痺していると思いますが、画面の向こうにいるのはCPUではなく人間です。人を不快にさせる行為であり、不快にさせるために行っている行為だという自覚が必要です。
顔も名前も知らない赤の他人とはいえ、街中で誰彼構わず中指立てるような人はいないでしょう。他人だからって煽っていいわけじゃありません。あなたの煽りで、優しいあの人もかわいいあの子も傷ついているのかもしれないんです。
とまあ、当たり前のことすぎて、普通の人はそれがわかっているからやらないんですよね。
問題なのは、他人を不快にさせる行為を行っているプレイヤーには罰が当たるということです。
煽りイカはブロックや通報の対象になる
煽りイカというのは非公式の用語ですが、スプラ界隈でこれだけ流行っている用語であり、ジェスチャーで他人を煽るのはFPS界隈では珍しくないこと。間違いなく運営も煽りイカ行為を認識していますし、他人を不快にさせるプレイヤーがいることを運営が野放しにすることもできません。
一定以上のプレイ人口が必要なオンラインゲームでは、民度が落ちることにより人口が減るとどんどん廃れていってしまいますからね。悪質なプレイヤーを排除することは運営にとって重要なお仕事です。
スプラトゥーン2では、Nintendo Switchの機能で最近マッチングしたプレイヤーをブロックすることができます。ブロックしたプレイヤーとはガチマッチ・フェスではマッチングしなくなります。(ブロック上限は100人まで)
また、スマホアプリの『イカリング2』の機能により、マッチングしたプレイヤーを運営に通報することができます。一度通報されただけでは運営も対処しないと思いますが、何度も通報されているプレイヤー、短期間に多くの通報を受けているプレイヤーは、処罰の対象となりやすいです。
通報が多い場合、スプラトゥーン2のオンラインプレイに制限をかけられ、一定期間オンラインプレイができなくなります。これはNintendo Switch本体に対して制限をかけられるため、全アカウントのオンラインプレイが不可能となります。
通報だけではなく、被ブロックの多いプレイヤーも目をつけられやすいようですね。ブロックも不快に思わなければしない行為ですから、こちらも判断基準になっている可能性は高いです。
場合によってはBANされ、永久に遊べなくなることも
オンラインプレイに制限をかけられても、そこまで悪質じゃなければ、一週間や一ヶ月といった期間で解除されるみたいです。ですが、よっぽど悪質な行為だった場合や、一度解除されたにも関わらずまた通報されている場合は、永久的にBANされてしまいます。
※BAN……二度とプレイできなくなること。
永久的なBANを食らった場合は、もうそのNintendo Switch本体ではスプラトゥーン2のオンラインプレイを遊べません。新しいアカウントを作っても無駄ですし、Nintendo Switch本体を家族と共有していれば、家族もプレイできなくなってしまいます。
オンラインプレイが醍醐味のゲームなのに、それじゃ嫌ですよね。でも、仕方ないのです。みんなが楽しみにしているオンラインプレイの場で、みんなを不快にさせているプレイヤーだからBANされてしまうのです。これは正義なのです。
今まで軽率な気持ちで煽りイカをしていた人、たぶんかなりブロックや通報件数が溜まっていますので、そろそろやめましょう。BANされてから後悔しても、後悔先に立たずですよ!
まとめ
煽りイカはみんなを不快にし、ブロックや通報されることで自分もスプラトゥーンで遊べなくなり損をします。軽はずみに煽りイカをすることは絶対やめましょう!
ちなみにフレンドになら、お互い同意の上で煽りイカをし合って楽しむのは問題ないと思います。ただし、ナワバリバトルやリーグマッチなどで、野良プレイヤーがいるときにやるのはオススメしません。
煽りイカはやっている時間、試合に参加しないため味方負担になっていますから、それだけでも味方に迷惑をかけている行為です。
また、自分が煽られたわけじゃなくても、他人が煽られているのを見て不快に思う人もいます。その人にとってはフレンド同士で煽っているということを知らないので、悪質なプレイヤーと判断して通報することもあり得ます。
フレンドと煽り合って楽しみたいなら、プライベートマッチで存分にやりましょう。もちろんフレンド同士、同意を得ている場合だけですよ! ゆるるちゃんとのお約束です。