ウデマエS+の上が、ガチマッチの頂点であるウデマエX。しかし、S+からXになるまでの道のりは想像以上に長く険しいです。
S+は、S+0~S+9までの10段階でウデマエが別れているため、S+0の人は10回ウデマエを上げる必要があります。更にS+だとウデマエのOKラインが5割と高めに設定されており、S以下のときより降格しやすくなっています。
S+までは、A帯レベルの人でも運が良いといけてしまうことがあります。しかしS+からXは、明確にXにいける実力がないとたどり着くのはほぼ不可能です。
S+帯はX予備軍からS降格予備軍までかなりの実力格差があるマッチングとなるので、S+にきたばかりで心折れる方も少なくないでしょう。今回はXに上がるための課題とコツを解説します!
ウデマエS+のレベル
ウデマエS+のプレイヤーのレベルは、はっきり言ってS+内でもかなり差があります。
トントン拍子でウデマエが上がってXに近い人もいれば、S+0~2で苦戦している人も。その実力差は相当に開いていると思って良いでしょう。
個人的な感覚では、S+5までウデマエを割らずに(キープもせず)順調にいければXは近いです。
S+4以下からなかなか抜け出せない人のレベルを以下に挙げます。
- キル力とオブジェクト管理力、どちらもある程度身についている
- A帯以下より明らかに視野が広く、反応が速い
- 画面上部のイカランプから得られる情報が少ない
- 敵味方の編成を見て自分の役割を考えることができていない
- 闇雲にキルかオブジェクトを進ませることを考えていて、味方と連携できていない
- 味方を信用していないが故に、味方をうまく活用できていない
- スペシャルが溜まったら即吐きしている
- 後衛ブキに対して舐めてかかって返り討ちに遭いやすい
- 慣性キャンセルを知らない or できない
- ルール毎の延長条件を正確に理解していない
- ルール毎の正しい立ち回りを理解しておらず、自ら負け筋を作りやすい
ウデマエS+の課題、Xに上がるためのコツ
敵味方の編成から、自分の役割を考える

《出典:スプラトゥーン2》
試合開始時に敵味方が映りますが、ここでの情報はとても大事です。
後衛が何人いるか、塗り役とキル役は誰か、敵と味方のブキの相性などを判断しましょう。試合開始後もイカランプで編成は確認できますが、試合が始まる前の時間で確認できているのがベストでしょう。
たとえば自分がN-ZAP85を持っているなら、キルと塗りどちらでも活躍はできます。この場合は味方の編成次第で自分の動きを変える必要があります。
味方のブキが銀モデラー、スプラスピナー、バレルスピナーだったらどうでしょうか。全体的に塗りが強めの編成でキル力に欠けるので、自分はキル寄りの立ち回りを目指した方が良いでしょう。
味方のブキがスプラローラー、バケットスロッシャー、ハイカスだったらどうでしょうか。全体的に塗りが弱く、特にローラーは塗り状況が悪ければ活躍しにくいブキ。逆にキル能力はローラーとハイカスだけで十分にあるので、自分は塗りを中心とした立ち回りを目指した方が良いでしょう。
他には、敵にチャージャーがいて味方に長射程スピナーがいる場合、味方のスピナーが敵のチャージャーによって封じられやすいので、積極的にチャージャーに圧をかけてあげると味方が動きやすくなります。
後衛が2枚以上いたり、ローラーが2枚以上いるといった極端な編成の場合は、重複しているブキのプレイヤーができるだけホコを持ったりヤグラに乗りましょう。オブジェクトに関わらないプレイヤーの編成を少しでもマシにするためです。
長射程ブキを持っているから必ずしも後ろでカバーをするのが良いかと言われればそうではありません。味方の編成が前に出にくい編成なら、自分も多少無理して前に出なければいけません。
このように、編成次第で自分の持つブキが本来理想とする立ち回りができないことは多々あります。味方も編成事故や天敵の存在により動きが封じられていることがあるので、それを自分がカバーできないか考えなければいけません。
とりあえずキルを取るとか、前衛だから前に出る、後衛だから後ろにいる、といった杓子定規な立ち回りではなく、敵味方の編成によって適切な立ち回りができるようになると一つ上のレベルに行けると思います。
画面上部のイカランプから得られる情報を増やす
S+まできているプレイヤーなら、画面上部のイカランプは試合中確認できるようになっていると思います。

《出典:スプラトゥーン2》
生存状況を確認し、人数有利なら攻める、人数不利なら退く、ができているなら及第点。ですがXを目指すなら、イカランプから得られる情報をもっと増やすべきです。
たとえばスペシャルの溜まり状況。イカランプが光るとスペシャルが溜まっているということなので、敵のスペシャルが多く溜まっているなら危険な状況であることを意味しています。
敵の着地マーカーが見えたときは、イカランプを見て相手のスーパーチャクチを持ったブキが光っていないか確認することも大事。

《出典:スプラトゥーン2》
光っていればチャクチを撃ってくる可能性が高いです。ただスペシャルを即入力している場合は光らないので、感覚的にチャクチを撃ってくるかどうか見極めることも必要ですけどね。
ハイプレ持ちが光っているなら、ホコを持っても落とされる可能性が高いので、先にハイプレ持ちを倒しに行く。自分のアーマーが溜まったなら、味方のアーマーも溜まっているかを確認して、重ねがけしないように意識する。他にもイカランプから得られる情報はまだまだあります。
生き残っているブキがなんのブキか、も考えられると良いですね。人数有利でも残っている敵がローラーなら、どこかに潜伏してチャンスを伺っている可能性が高いですし、チャージャーやスピナーなら壁に隠れて近づいてくるのを待っているかもしれません。
イカランプから得られる情報で判断できることを増やすと、先を読んで行動できるようになりますよ。
相手のスーパーチャクチを警戒して、狩れるようにする
スーパーチャクチを発動中の相手を倒すことをチャクチ狩りと呼びます。このチャクチ狩りは確実にできるようになりましょう。

《出典:スプラトゥーン2》
ブキによってはチャクチ狩りが難しいブキもありますが、シューターなどの連射系ブキや、一撃で倒せるチャージャー系はとてもチャクチ狩りをしやすいので、確実にできるようになってください。
チャクチ狩りのコツは、「相手がチャクチを撃ってくることを予想して心構えしておくこと」です。チャクチを撃たれたときに反射的にエイムを合わせるのではなく、撃ってくることを予想しておくことですぐに反応できるようになります。
そのために大事なのは、イカランプが光っているかどうかと、対面中の敵の頭が光っている(スペシャルが溜まっている)かどうかを意識しておくこと。チャクチ持ちのブキと対面したときに相手のスペシャルが溜まっていることが分かったら、チャクチがきそうだと心構えできますよね。
これは経験によりますが、相手がチャクチを撃ってきそうなシチュエーションか、と考えることも大事です。自分がチャクチブキを持ってみればわかると思うのですが、大抵の敵はダメージを受けるとチャクチを撃ってきます。
チャクチ持ちのブキに一発攻撃が当たったら、相手は反射的にチャクチを撃ってくることが多いので、そう考えておくとエイム合わせもすぐにやりやすいです。
他によくあるのは、カーリングボムを持っているボールドやスプラローラーが、エリアに突っ込んできてチャクチを吐いてくる光景も日常茶飯事。これも慣れていれば「あ、エリアに強引にきてチャクチ撃ってくるわ」と予想がつくので、速攻で反応してチャクチを潰すことも可能です。

《出典:スプラトゥーン2》
カーリング持ちはエリアにくる以外にも、こちらに零距離まで強引に詰めてきて吐いてくるパターンもままありますので、無理にカーリングボムでこちらにきていたらチャクチを撃とうとしていると思っても良いくらいでしょう。
他には、クアッドホッパーが4回連続でスライドしたら、硬直を恐れてチャクチを吐くことも多いですね。
自分がチャージャーを持っているなら、あえてチャージが溜まっている状態で射線だけ見せて、チャクチを撃ってきたらエイムを合わせて撃つ、というのもおすすめ。チャクチを撃ってきた敵はむしろ動かない的なので、撃ってくれてありがとうと言いたくなるほど抜きやすくなります。
自分がチャクチを持っているブキなら、S+上位では甘えたチャクチは通用しにくいので、わかりやすいタイミングでチャクチを撃つことは控えましょう。むしろチャクチを撃つこと自体控えても良いくらいです……。
試合中にマップを見ることを覚える
試合中はXボタンを押せばいつでもマップを見ることができますが、試合中にマップを開くと周りが見えなくなるのでなかなか開けませんよね。
デス時に確認している人は多いと思いますが、ウデマエXになると生きているときでもマップを見ている人は多いです。
もちろん試合中にじっとマップを眺めている時間はないので、移動中に見たり、一瞬だけ開いて確認したりというように、プレイを阻害しない範疇でですね。
スプラトゥーンは塗り状況で敵が移動しているかどうかがわかりやすいので、裏取りがきているかなどはマップを一瞬見るだけでも判断できることがあります。

《出典:スプラトゥーン2》
またマップにはビーコンの位置が表示されるので、敵のビーコンの破壊にも役立ちます。敵のビーコンになかなか気づかないプレイヤーも多いのですが、マップを見る癖をつければ相手のビーコンに気づいて破壊しやすくなります。
対面中にマップ見ることはほとんど無理ですので、まずは復帰して自陣をイカ移動中とか、そういう “ほぼ確実に安全なとき” にマップをちらっと見る癖をつけると良いでしょう。
慣性キャンセルを習得する
慣性キャンセルをご存じでしょうか。
イカダッシュ中に角度をつけた方向転換をするとき、通常だと慣性がかかって方向転換の一瞬遅くなりますよね。(真後ろに方向転換するときが一番わかりやすいと思います)
この方向転換の直前にメイン射撃を行う、またはサブウェポンを構える(R長押し)と、この慣性をなくすことができます。これを慣性キャンセルと呼びます。
実際の操作手順を説明すると、以下になります。
①ZLを押しながら前に進む。

《出典:スプラトゥーン2》
②ZLを離さずにRを長押し。スティックは倒すのをやめる。(ボムを構える状態になる)

《出典:スプラトゥーン2》
③Rを離さずにZLボタンを一度離して、すぐにZLを再び押しながら後ろに戻る。(ボムを構えるのをやめてイカダッシュに戻る。※ZLを押す前にRを離してしまうとサブウェポンを放ってしまうので注意)

《出典:スプラトゥーン2》
④ZLを離さずにRを離す。(イカダッシュしたまま)
これを素早く行うと、咄嗟の方向転換時に素早く行きたい方向にイカダッシュできるため、移動の時間節約になります。
メイン射撃でも慣性をキャンセルできるのですが、サブウェポンと違って必ず一発攻撃してしまうのがネック。ローラーやブラスターなどの動作が遅いブキは論外ですし、シューター系であってもメイン一発撃つよりサブで慣性キャンセルする方が速いです。
どういうときに使えるかというと、前に進んでいたら進行方向にボムやスペシャルが飛んできた、といったときに、咄嗟に後ろに戻る反応が速くなるため、避けやすくなります。
他にも前に進んでからあえて慣性キャンセルで突然方向を変えてフェイントのように移動することで、潜伏していた相手をあぶり出すといったことができます。
また、自分より射程が長いブキに詰め寄るときも、まっすぐ進むより慣性キャンセルでフェイントを混ぜながら詰めると攻撃を避けやすいです。
ウデマエXで戦うには必須の技術ですので、是非とも習得しておきましょう。
慣れてない人はサブウェポンでの慣性キャンセルが難しく感じると思いますが、最初は一連の動作をゆっくりでもいいから試し撃ち場で試して、徐々に素早くできるように練習していきましょう。こういったキャラコン(キャラクターコントロール)は地道な練習が不可欠です。
サーモンランで金イクラをコンテナに運ぶときに、金イクラとコンテナの間を往復することがあると思います。あのときも慣性キャンセルが使えると運ぶのが速くなるので、練習に良いですよ。
相手の後衛に正面から突っ込まず、牽制と妨害を意識する
S+以下は相手の後衛に対して、正面から突っ込んで距離を詰める人が多いです。
なぜその動きが多いかというと、一般的に後衛は火力・連射力・機動力のいずれかが低いので、距離さえ詰めてしまえば射程の短いブキの方が有利になりやすいからですね。
しかしS+以下ではその動きが成功していても、S+上位以上、とりわけXで同じ動きをしようとしても、距離を詰めきれずに後衛に落とされる危険が大きいです。
S+以上になると敵の後衛のエイム力と判断力が高くなってくるので、正面から突っ込んでくる相手を狩るのは射程の長いブキにとって容易いことなんですね。

《出典:スプラトゥーン2》
後衛に多いチャージャーやハイカスは、A帯以下だとエイムが悪くて当てられなかったり、チャージどころを間違えていてチャージできてなくて対応できなかったりするので、距離を詰めるのは難しくありませんでした。ですがS+以上になるとそうはいきません。
まず一般的に射程の長いブキの方が、エイム力と立ち回りさえしっかりしていれば射程の短いブキより有利なのです。自分より射程の長いブキに対して、正面から突っ込んで落としに行く考え方をやめなければいけません。
後衛ブキは機動力が低いので、たとえキルできなくても牽制や妨害をしているだけで十分封じることができます。
たとえばハイカスは高い火力と射程の代償に、長いチャージ時間と足の遅さが欠点となっています。ボムを投げられるだけで、チャージや撃ったままでは避けられないのでチャージを中断せざるを得ず、中断するとまた長いチャージをやり直さなければいけないのが弱み。

《出典:スプラトゥーン2》
無理にキルを取りに行こうとしなくても、後衛ブキは妨害されるだけで仕事がやりづらくなります。その間に後衛以外を落として人数有利になれば、後衛ブキの警戒範囲が広がって注意散漫となり、味方と連携して距離を詰めやすくなります。
S+下位くらいのプレイヤーが、ハイカスなどの後衛ブキへの対処法がわからずにボコボコにされている印象は強いです。後衛視点だと舐めて射程内に突っ込んでくるプレイヤーが多く感じるんですよね。
X帯だとボムやスペシャルで相手の後衛に嫌がらせするようになり、なかなか射程内に堂々と入ってくるプレイヤーはいません。後衛視点だとこういう動きをされる方が仕事が果たせず非常につらいのです。
相手の後衛は相手チームのボスくらいのイメージを持って、無理に前衛を無視して後衛を落としに行くことはやめましょう。
ブキ毎の有利なポジションを把握する
ブキにはそれぞれ特徴があるため、その強みを活かせるポジションというのがステージ毎にあります。
たとえばスロッシャー系は壁下から上に向けて攻撃するのが得意なので、高台にいる敵などを倒しやすいです。

《出典:スプラトゥーン2》
チャージャーなどの遠距離ブキは見通しの良い場所が得意。スピナーは長いチャージが必要なので壁や障害物でチャージができて、見通しの良い場所が有利なポジション。
自分のブキにとってどこが有利なポジションかを考えて、できるだけ試合中は有利なポジションを陣取ることを心がけましょう。散歩でどこが戦いやすいか確認すると良いですよ。
カウントに関与する有効キルを取ることを意識する
ガチマッチにおいてキルはとても大事です。ですが、あくまで大事なのはカウントに関与する有効キルに限ります。
カウントを進ませる、もしくは相手のカウントを止めることに貢献するキルが有効キル。ガチルールはカウントで勝敗が決まりますので、キルを多く取りさえすれば良いわけではないのです。
相手にオブジェクトを進められているのに敵陣で敵と戦っていたり、リスキルを狙って潜伏しているなどというのは以ての外。それでキルを取ったところで、相手のカウントの進みを止められるかは味方頼みになってしまいます。
もちろんキルが取れているならば、ただやられているよりかは幾分マシです。とはいえ勝敗に最も必要なカウントの進みを味方頼みにしてしまえば、安定した勝利を得ることは難しいでしょう。
味方の位置を把握して、味方へのカバーを意識する
スプラトゥーンは4対4で戦うゲームなので、味方との連携が重要となります。
1対1で対面するよりも、1対2で対面すると非常に不利ですよね。単純に敵の方が火力が高い上、こちらはどちらを攻撃するかを一瞬悩んで攻撃が分散してしまうこともありますし、たとえ一人倒せてももう一人に倒される可能性が高いです。
味方が敵と交戦しているところに自分も加勢に行くことをカバーと言いますが、上手い人ほどこのカバー意識が高いです。
自分より格上の相手と戦うと、一人に無双されるより、敵に囲まれてやられることの方が多いと感じませんか? 上手いプレイヤーほどお互いにカバー意識が高いので、一人で孤立しているということがありません。
味方の位置を把握して戦うことと、味方にカバーできる・カバーしてもらえる距離で戦うこと。そして味方が交戦していたら放置していないですぐカバーしにいくこと。これを意識できるとワンランク上に行けます。

《出典:スプラトゥーン2》
味方批判の多いプレイヤーは、そもそもこのカバー意識が身についていないことが多いです。味方がカバーできない位置で孤立して戦っていたり、交戦中の味方を無視していたり。
味方は自分の知らないところで勝手に戦っているのではなく、”味方と一緒に戦う” ということを意識しましょう。
自分と同じブキを使う上位勢の動画を参考にする
S+まで来たのならば、自分と同じブキを使っている上位勢の動画を参考にしてみるのもおすすめ。
上位勢の動きは真似できないことも多々ありますし、精密なエイム力や経験があってこそできる立ち回りというのもあります。とはいえ自分の発想にはなかった動きが参考になることもあるでしょう。
まだスプラを始めたばかりのプレイヤーが上位勢の動画を観てもちんぷんかんぷんだと思いますが、S+で伸び悩むプレイヤーなら、上位勢の動画を観て学べることはあると思いますよ。
以下の記事で、スプラトゥーンの上位勢を一通りまとめていますので、自分のブキや似たブキを使っているプレイヤーを探してみましょう!
関連記事:【スプラトゥーン2】有名な上位勢、配信者たちを紹介!解説が上手いおすすめの実況者も紹介します
ルール別の正しい立ち回りを理解し、勝ち筋を作り、負け筋を作らない
S+のプレイヤーが最も身につけるべきだと思っているのは、ルール別の正しい立ち回りを身につけること。
ルール毎の延長条件や延長が終わる条件は正確に把握できていますか? 自信を持って「Yes」と答えられないなら、今一度勉強し直した方が良いでしょう。
ホコを持つべきじゃないのにバリアを割ったりホコを持ったり、ガチアサリを入れるべきじゃないのに入れたり、立ち回りや正確なルールをわかってなくて負け筋を作ってしまう人は多いです。
エリアならどうやって打開するか、ホコならどのルートから進むべきか、ホコの遅延行為を理解しているか、ヤグラはどこを制圧するべきか、アサリはいつゴールを割るべきか。この辺に自信が無い人は、以下の記事で各ルールの立ち回りをしっかり学びましょう!
ウデマエS+でおすすめのブキ
ウデマエS+まできているプレイヤーなら、エイム力はかなり身についていますし、試合経験を重ねる中で、それぞれのブキの特徴もある程度掴めてきているはず。
個人的にS+からX中位くらいまでは、どんなブキでも構いません。好きなブキをひとつに絞って練習した方が上達すると思います。

《出典:スプラトゥーン2》
ブキごとに性能や立ち回りが異なるため、ブキの射程感覚やインク感覚を肌感覚で掴み、立ち回りを研究していくためにも、あまりころころブキを変えない方が良いでしょう。
ひとつのブキで戦っていく方が、根本的なスキルアップに集中できるため、自分に合うと思った持ちブキを決めて練習し続けていくことをおすすめします。
純粋なブキパワーで強い弱いというのはもちろんあるのですが、X中位くらいまでなら正直そこまで関係ないと思っています。そのブキを使いこなせて根本的に上手なプレイヤーであれば、どんなブキでも確実にX中位まではいけます。
ブキ愛というのはスプラのモチベーションに深く関わる部分なので、使っていて楽しいブキで戦う方が飽きずに継続できるんじゃないかなというのが私の考えです。
ブキに拘りなんてないからとにかく勝ちやすいブキを教えてくれ! というのであれば、とりあえず後衛ブキより前衛か中衛ブキをおすすめしておきます。単純に後衛ブキを持つと事故編成率が上昇してしまうので。
また、キルや塗りに特化するブキよりバランスの良いブキの方が勝ちやすいです。これも事故編成を防ぎやすくなるからですね。
まとめ
S+からXに上がるまでの道のりは長いです。とにかく最も大事なことは、諦めずにガチマッチに潜り続けること!
なかなかウデマエが上がらなくて萎えてしまったり、怒ってデータを消すようではいつまでもウデマエXには上がれません。
また、S+帯は自分がチームとして動ける立ち回りができていれば、味方運に左右されずに勝ち進めるレベル帯だと言えます。局所的に味方のせいで負ける試合もありますが、なかなかウデマエが上がらないなら本記事に書いてあることができていない証左だと言えましょう。
A帯が運良くS+に行くことはありますが、S+が運だけでXに行くことは不可能です。10段階もあるウデマエを上げてXに到達した人と、Xに行けていない人には、確実に技量と知識・実戦経験の差があります。
Xのプレイヤーは試合中にたくさんのことを考えながらプレイしています。本記事に書いてあることを考えて立ち回れるようになれれば、Xまであと一歩ですよ!