クツ専用ギアパワーの『対物攻撃力アップ』。略して、対物。
オブジェクトに対してダメージ量が上がる効果を持ち、プレイヤーに対してのダメージ量は上がりません。
対物攻撃力アップが適用される対象がいないと腐ってしまうギアなので使いどころは限られますが、ガチホコバトルではバリア割りに有効なため採用率が高いです。
今回は対物攻撃力アップの強みと弱み、相性の良いブキ・ギアを解説します!
『対物攻撃力アップ』のギア効果
プレイヤー以外の物体に対して攻撃したときのダメージを増やします。
各物体に対するダメージ補正は以下の通り。
ナイスダマ x1.1
ガチホコバリア x1.1
インクレール x1.15
スポンジ x1.25
スプラッシュシールド x1.25
イカスフィア x1.3
バブルランチャー x1.3
インクアーマー x3 ※
スプリンクラー x10
ジャンプビーコン x10
※ハイパープレッサーでインクアーマーに攻撃したときのダメージ補正は1.25倍。
プレイヤー以外の物体に対するダメージアップであり、プレイヤー自身へのダメージアップは『メイン性能アップ』が必要になります。(ダメージアップするブキに限りますが)
注意点は、シェルター系統への傘に対するダメージ量は上がらないこと。あれも他オブジェクトと同様、個々の耐久力やダメージ補正を持ち、シールドボムもできるので”対物”の定義に当てはまりそうなのですが、何故か対物攻撃力アップが適用されません。
『対物攻撃力アップ』の強み
対物攻撃力アップの強みは、ガチホコバトルでのホコ割りと、バブルランチャーの即割り。
ホコは初動に割れるか割れないかで大きく差が生まれます。割れれば中央の塗り状況が良くなり、かつ割った人のスペシャルポイントが一気に溜まるためです。
初動以外にも、いざ割りたいという局面ですぐに割れるか、割り勝つことができるかは重要であるため、対物攻撃力アップを積む価値は大いにあります。
また、バブルランチャーを持っているブキで、かつサブウェポンが固形ボムのブキは、対物攻撃力アップを積むことでボム一発でバブルを割る”即割り”が可能です。
即割りができればバブルを全てだしきる前にボムだけで爆発させることができるので、敵の不意をついてすぐ爆発させたり、詰めてきた敵を倒すことができて、バブルランチャーの強みを最大限に発揮できます。
ホコ以外では基本的に対物の対象が相手依存なのですが、バブルランチャーを自分で使う場合は確実に対物が存在することになるので、能動的に対物攻撃力アップを活かすことができるのが強みです。
『対物攻撃力アップ』の弱み
対物攻撃力アップの弱みは、やはり能動的に活躍できる場面が限定されていること。
基本的にバブル持ちのブキでなければ、ガチホコバトル以外のルールで対物攻撃力アップを採用する価値はあまりないでしょう。
もちろん相手のインクアーマーやイカスフィア対策として積むという考えもあるのですが、相手にそのスペシャルがいなければ腐りますし、それだけのためにギア枠1.0を割く価値があるかは怪しいです。
また、クツ専用ギアパワーということで、同じくクツ専用の『ステルスジャンプ』と両立できないのが残念なところ。
ステジャンは前衛ブキにはほぼ必須、中衛ブキにも欲しいレベルで非常に価値の高いギアなので、大抵は対物攻撃力アップよりステジャンに軍配が上がるでしょうね。
関連記事:【スプラトゥーン2】『ステルスジャンプ』ギアの強さを解説!相性の良いブキとギアは?
『対物攻撃力アップ』と相性の良いブキ
対物攻撃力アップと相性の良いブキは、バブルランチャーとボム持ちのブキです。
ボトルガイザーフォイルやスプラローラーベッチューなどに対物を積めば、即割りが可能になるのでおすすめ。
プライムシューターコラボも同じく即割り可能ですが、こちらはメイン性能アップを積んで疑似二確にするのが強いので、そちらと両立できないのが悩みですね。
また、DPSの高いブキにガチホコバトルで採用するのもアリ。メインのDPSが低くてもボム持ちであれば、ボムにも対物が乗るので有効です。
以前はハイプレ持ちのブキにはアーマー対策で対物を積んでいたのですが、アプデによりハイプレでのアーマーに対する対物の乗りが非常に悪くなってしまったため、積む価値はほぼなくなってしまいました。
『対物攻撃力アップ』と相性の良いギア
対物攻撃力アップと相性の良いギアは、特にないと思います。
単体で完結されているギアなので、他の枠はブキや好みに合わせて変えると良いでしょう。
バブルランチャー持ちのブキであれば、『スペシャル性能アップ』がバブルと相性が良いので、積んだ方が良いですね。ただしギア枠を多く取られるのが痛いです。
まとめ
対物攻撃力アップはガチホコバトルで強く、バブルランチャー持ちのブキにもおすすめのギアです。
使いどころが少々限られてはいますが、限定的な場面では十分使えるギアです。強みと弱みを理解して使いましょう!